交通事故相談室

飲酒運転の代償

2016-11-28

私の知人の話です。最近は飲酒運転も厳しい処罰をされるようになりました。そんな厳しい処罰に変わった頃に、知人は朝までお酒を飲みそのまま車で帰宅を試みました。しかし、途中で交通事故を起こしました。

怖くなった知人はその場から逃げることにしたのです。しかし、朝まで飲んでいたことで、目撃者も多くいて次の日には出頭命令が携帯電話にあったそうです。

交通事故は衝突事故で相手の運転手さんも軽傷ですが怪我をしていて「ひき逃げ」の容疑で逮捕されました。その後の調べで飲酒運転だったことももちろんわかり、危険運転致傷罪の罪も加わりました。免許証は取り消し処分、罰金も相当な額だったそうです。

相手への賠償金や慰謝料も払ったそうです。お互いに弁護士を立てて裁判になり、かなり大事で、知人は自分が軽く考えて飲酒運転をしたことを相当悔やんでいます。その交通事故と言いますか事件から四年後には新しく免許を取ることも出来たのですが、自分がやった罪を忘れないようにと、未だに免許は取得していません。

起こってしまってから事の重大さに気付いたと、そして相手の命がなくならなくて良かったと言っていました。そして何よりも、お酒を飲んでいる状態は車を運転することもそうですが、交通事故に遭った場合、適切な判断が鈍ります。事故を起こしてしまった相手を救護することを行った罪は大きいと思いました。

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